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支部長挨拶

平成28年度有機合成化学協会・関西支部長 森敦紀  有機合成化学は、医薬品や有機機能材料の創出、身の周りにある主要化学製品の原材料合成において中心的な役割を担い、現在の文明社会を支えるセントラルサイエンスであります。有機合成化学に求められるニーズもますます多様かつ高度化しており、有機合成化学者への期待はより高まっております。
 有機合成化学協会関西支部は1957年に発足、近畿2府4県と北陸3県のメンバーが活動し、関東支部に次ぐ会員数を有しております。メンバーは工学、理学、薬学、農芸化学などの学際を超えた学術集団であり、産業界からは化学、製薬、農薬などの化学産業を中心に幅広い産業分野の専門家が参加しております。
 関西支部では、2月、夏期に定期的に実施している2つのセミナーをはじめ、若手、北陸、化学千一夜などのセミナー、新春講演会を開催すると共に、関西支部賞の表彰行事、および支部賞受賞講演会など、関西支部独自の活動を行い、有機合成化学の魅力を発信しております。
 皆さんにも関西支部の活動に是非参加いただき、有機合成化学の面白みを感じていただくと共に、異分野の会員とも交流を深めていただければと願っております。
皆さんのご支援とご協力をお願い申し上げます。
                          

2019年度有機合成化学協会・関西支部長
(関西大学化学生命工学部・教授)
西山  豊

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